朝、お友達から電話が入る。 チャトが里親募集されていた時に保護主さんから数日間、チャトを預かってくれた方だ。 その後、我が家へチャトが入り、少し大きくなったチャトにも対面してもらっていた。 言わば、チャトを介しての『親戚のオバちゃん』と呼ばせていただいていた方だ。 その方からの久しぶりの電話だった。 話をしながらも「どうしたのだろう?」と頭の中で考えていた。 すると、その方から思いもよらぬ言葉が飛び出した。「福ちゃんが亡くなった・・・」と。 外をさ迷っていたガリガリに痩せた福ちゃんを保護して家の中へ入れてくれた。 名前の通りのフクフクな可愛い真っ白な子になった。 その福ちゃんが、「ぎゃ!!」と言う異常な悲鳴のような泣き声を上げて そのまま帰らぬ子となった。 どんな言葉をかける事も出来ない自分がいる。 いつかは、自分にも経験しなくては、いけない事なのだとも分かっている。 でも、今はまだ考える余裕が、私にはない。 我が家には、13匹の猫達がいる。 13回のお別れをしなくてはいけないし、猫達を最後まで看取る事が私の努めだと思う。 そして、これからの私の人生は、その為への毎日だと思っている。 飼い主の方達から、猫の訃報をお知らせいただく度に、みなさんの強さを感じる。 私は、一体どうなるだろう?みなさんと同じようにきちんとお話ができるだろうか? いつもみなさんに接しさせていただき、私も少しだけ強さを持たせていただけたら・・・と 思う。 午後になってPCを開いたら、何事もなく、ぐっすりと眠っているような福ちゃんの写真が 添えられていた。たくさんのお花とたくさんの愛情に囲まれて・・・ 「福ちゃんのご冥福をお祈り致します。タンハハさん、たくさん泣いてあげて下さいね・・・」
by nyans13
| 2006-01-08 20:39
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